今年のゴールデンウィークの頃に、父が突然言い出しました。
わたしの育った家は、昭和40年代の造りになります。歩けばミシミシ音がし、畳も少々カビ臭くなっています。けれども、長年住み慣れた家のため、年老いた両親は、特に不満もなく、何十年と暮らし続けていました。実家の状況が変わったことを父の口から聞かされるまで、老朽化に気づきませんでした。そしてふと思ったのです。これはシロアリ被害なのではなのではないか…と。私はすぐにシロアリ駆除業者を調べました。
父は、「古いから仕方ないよ」、と言うだけ。母もまた、同じようなことを口にし、危機感はほとんどありませんでした。
しかし、わたしの頭の中には、父の言葉が繰り返し、嫌な予感で胸がいっぱいになりました。
『羽アリを見るようになった。床がへこんで来た。特に台所と風呂場の周辺がひどく、ややクレーターのようになり、ひと目で歪んでいると分かる。しかも、歩くと、ミシミシでなく、ギシギシ音がする。柱を叩くと、コンコンと高音が鳴る。』
ふと頭にある映像が浮かんで来ました。
陽の当たらない床下などで必死になって餌を運ぶ、白い生き物の群れ。そう、シロアリです。
わたしはいてもたってもいられなくなりました。とはいえ、両親にああだこうだ言っても、なにもできないように思い、自分で色々調べることにしました。
その結果が、このサイトになります。シロアリを調べていくにつれ、色々と分かって来ました。日本の住宅事情と環境が、シロアリの発生と切っても切れないことを知りました。驚きと同時に愕然ともしました。
ここでは、わたし独自の見解を述べています。しかし、同じような立場の人、あるいは、業者への依頼をすでに考えている人、さらには、シロアリに興味ある人等、多くの人の参考になれば、実にうれしい限りです。