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目に見えない恐怖

シロアリの怖いところは、その習性にある

シロアリは、その習性上、光などの明るい場所を嫌い、じめじめした場所を好みます。風呂場の下や柱の中に巣を作るのは、そのためです。

また、シロアリの写真や映像などを見た人がいるかもしれませんが、シロアリは白く細長い体をしています。その体型を活かすため、蟻道(ぎどう)と呼ばれる土で固めた細い穴を作り、その中を移動します。

このように、じめじめした場所を好んだり、細い移動用の穴を作ったりするため、その姿を見ることはなかなか困難です。

しかし、シロアリの有無は、羽アリを見かけた時点で、判断することができます。大量発生していたら、自分の家にシロアリがいる可能性が高いと言えるでしょう。

そうは言っても、羽アリは、シロアリの成虫です。次の世代を産むために変化した姿です。つまり、羽アリが大量発生していれば、それまでの巣作りの役割が終わりに近いとも言うことができ、すでに被害が甚大である可能性が大きいとも言えます。

羽アリ発生後に、床下を調べたら、土台の柱が食いつくされていた、という事例があります。また、木材のみでなく、古新聞や古雑誌、あるいは、コンクリートまで食いつくすことも確認されています。

このため、もし羽アリが大量発生していたら、すでに素人では手に負えない状態かもしれません。その場合は、プロの業者に依頼することが大事になります。

羽アリといっても、2種類のものがある

2種類の羽アリとは、シロアリとクロアリになります。シロアリの場合、4月から7月にかけて発生し、4枚の羽が同じ形をし、胴が太く、くびれがなく、触角が数珠のようになっています。クロアリの場合、入梅頃に発生し、4枚の羽のうち、上下の組み合わせが異なり、胴が細く、くびれがあり、触角がくの字のようになっています。

我が家にシロアリは関係ない、と思っていても、木造住宅であるなら、日本のどこにでもシロアリは発生します。また、3階建で有名なツー・バー・フォー工法の住宅においても、シロアリの被害は起こります。

目に見えない分だけ、その恐ろしさが大きいというのも、シロアリ被害の特徴です。手に負えなくなる前に、予防措置を施すことも、我が家を守るという意味では、重要になるでしょう。

 
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